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とらべった 〜けんじとなほの世界一周旅行記〜
パラグアイ
  • 国名 パラグアイ共和国 Republic of Paraguay
  • 首都 アスンシオン
パラグアイ&ブラジル写真館

南米人種見解

南米の屋台
日付 場所 題名
2010/2/18 イグアス居住区 赤茶けた台地の中の日本

2009/2/18 赤茶けた大地の中の日本

イグアスの滝から、パラグアイの日本人居住区へ。

国境のシウダーデルエステはアルゼンチンとまた違った雰囲気で、

隣国に比べ物価の安いここパラグアイに買い物に来る客が大勢集まり活気がある。

そのシウダーデルエステから40km程離れた場所にあるのがイグアス日本人居住区。


戦前から戦後まで何万人もの日本人が南米大陸へ移民した話しは有名だが、ここイグアス居住区もその中の一つ。

ブラジルなどに比べ、移民政策が実施されたのが約40年前と最近で、日本で生活していた事がある1世の人達がたくさん暮らしている。

近年、ペンション園田という居心地のよい安宿ができたので、比較的容易に来れる場所となった。


バスを降りると、そこは赤茶けた大地が広がる何にも無い田舎。

本当にこんな場所に日本人がいるのかと不安になってしまう様な場所だ。

       

事前に調べておいたペンション園田の行き方に従い、歩くと家の門の向こうに日本人らしき姿が。

「ペンションはここですよ。」っと教えてくれたのは日系2世のアキ君。


荷物を置き、一段落すると、宿の人が農協に行くというので、一緒にお出かけ。

この農協。見かけは普通のスーパーなのだが、良く見るとコープと書いてあるのが不思議だ。

中に入るともっと不思議で、様々な日本食材が溢れ、店員さんはほとんど日系人で、すれ違えば「いらっしゃいませ。こんにちは。」と挨拶もする。

味噌からしょうゆ、かつおダシにそば、うどん。オクラにミョウガ。そして納豆!

曜日によっては餡パンが売られていたり、餅や大福までも売られているのだから驚きだ。

あまりに当たり前に置いてある品々と日本語で会話している店員さんの雰囲気が不思議で不思議でしょうがない。


こんな辺鄙な場所にこんなコミュニティが存在していた。


移民の話しは良く本などで読んではいたが、実際目にする世界はやっぱり新鮮で驚いてしまう。


今まで約1年半年、色々なスーパーで買い物をしたが、「5000グアラニーになります。」

っと文字通り日本語で受け答えしてもらったのは初めてなのだ。


驚きから始まった、イグアス日本人居住区滞在。

田舎という事もあり、特にやることはそこまで多くない。

久しぶりに日本食を惜しげもなく食べたり、園田のおじさん達と久しぶりの麻雀に誘われたり、卓球をしたり、

近くの食堂で美味しいラーメンを食べに行ったり、バーベキューをしたり、池に釣りをしにいったり。。。。

      

      



ストレスフリーの生活。なぜか懐かしいこの感覚に思いをはせてみると、

夏休み。


そう、夏休みなのだ。

24歳にも夏休みとはとっても呑気な話しなのだが、旅行をしていて、こんなにもストレスフリーだったのは無かったかもしれない。


ブラジルのカーニバル時期という事もあり、私たちの他に滞在客は5人だけだったが、その分ゆっくり皆と話しが出来て面白かった。

園田のおじさんや、その息子さんであるはじめさん夫妻、その兄弟のアキ君、そして従兄弟のタカさん。

彼等達の話も面白く、かけ離れた環境の中に存在する日本文化を維持している人との会話は興味津々。


彼らの当たり前はやはり、ここパラグアイで、日本ではない。


だけど奥底に流れている日本の血が、祖国と遠く離れている分、余計に文化を大切に感じ、こうして残っている。

鬱蒼と茂ったジャングルの中、厳しい開墾生活の日々。憧れと現実の差。



そんな様々な境遇を超えてきた人達が造り上げたここイグアス居住区。

話しをしてくれた園田のおじさんは親父ギャグを連発するおっちゃんだけど、説得力のある、凄味を垣間見せてくれました。



あぁだけど折角ならば旅行の終盤では無く、中盤で来たかったなぁ。そしたらもの凄くパワーを回復できただろうに。。。

いよいよ、南米最後の国、ブラジルに入ります。


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